症例紹介


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  • 2011.05.5 腰椎椎間板ヘルニア

    症例名:腰椎椎間板ヘルニア

     腰の骨(腰椎)は、木の切り株のような骨が5つ積み重ねられ構成されています。その骨と骨の間にある線維軟骨のクッションが椎間板で、20歳を過ぎたあたりから少しずつ老化が始まると考えられています。「ヘルニアとは脱出する」という意味で、痛んだ椎間板の周囲が裂け、髄核と呼ばれる椎間板内部組織が外部に脱出し、神経根を圧迫することで腰や下肢に痛みを生じると考えられています。近年では、保存療法にて経過を観察することがほとんどですが、強い痛みにより日常生活に著しく支障を来す、排泄に障害が出る、下肢筋力に著しい低下がみられるなどの場合に手術が適応されます。(参考文献 標準整形外科学 医学書院)
    画像は左クリックにて拡大されます。

     当院の治療では、腰椎圧迫骨折や神経根症状(足の痛み、痺れ、脱力など)の有無など十分な所見をとった後に、まずは炎症症状を抑えるための理学療法と、背中や臀部、下肢にかけての筋緊張を取り除く手技療法を実施します。数日後の炎症が治まった時点からは、更に腰への直接的な治療を開始し、再発予防のための姿勢指導や筋力強化、腰痛体操などを積極的にご紹介させていただきます。
    (腰椎椎間板ヘルニアによる痺れの部位 左クリックにて拡大されます)

    準備中

     

     

     

  • 2011.05.5 ぎっくり腰(急性腰痛症) 

    症例名:ぎっくり腰(急性腰痛症)

     重い物を持ち上げた際や、急な体の曲げ伸ばし、捻りなどによって突然発生する強い腰の痛みの俗称で、正式には急性腰痛症と診断されます。詳しい病態は不明とされていますが、同一姿勢などからくる腰部筋の緊張、血行障害、筋肉の部分損傷、椎間関節内への滑膜陥入などが原因と考えられております。但し、腰椎椎間板ヘルニアやその他の神経根障害、腫瘍や内科疾患などにおいても同様の症状が現れることから、必ず医療機関を受診されるようお願い致します。

     

     当院の治療では、腰椎圧迫骨折や神経根症状(手足の痛み、痺れ、脱力など)の有無など十分な所見をとった後に、まずは炎症症状を抑えるための理学療法と、背中や臀部、下肢にかけての筋緊張を取り除く手技療法を実施します。数日後の炎症が治まった時点からは、更に腰への直接的な治療を開始し、再発予防のための姿勢指導や筋力強化、腰痛体操などを積極的にご紹介させていただきます。

    準備中

     

     

     

  • 2011.05.5 寝違え(寝違い 急性疼痛性頚部拘縮)
    症例名:寝ちがい(寝ちがえ 急性疼痛性頚部拘縮)

    睡眠後に生じる急な首の痛みの俗称で、朝起きると「首が回らない」「首を上げられない」といった動作痛が特徴です。原因としては、不良姿勢や同一姿勢での睡眠・居眠りから、首の一部分に継続した負担がかかり、炎症症状が起きてしまったためと考えられています。炎症症状ですから、受傷直後は不用意に首をほぐしたり、動かしたり、暖めたりといった行為は逆効果になりますので注意が必要です。痛みが強い、長く痛むなどの症状が出ている場合には、医療機関への受診が第一です。

    当院の治療では、上肢神経根症状(手指や腕の痛み、痺れ、脱力など)の無いことを確認した上で、まずは炎症症状を抑えるための理学療法と、肩や背中にかけての筋緊張を取り除く手技療法を実施します。数日後の炎症が治まった時点からは、更に首への直接的な治療を開始し、再発予防のための姿勢改善や筋力強化などをご紹介させていただきます。

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  • 2010.12.12 むち打ち損傷(頚部捻挫)
    症例名:むち打ち損傷(頚部捻挫)

    追突事故などにより、首が強く屈伸された際に生じる損傷です。のけぞった後の反動で深くうなずくような動きが、ムチを打つ動作に似ていることから、このように呼ばれています。一般的に、骨や椎間板への損傷はなく、軟部組織と呼ばれる靱帯・筋・関節包などが損傷されることから、多くは首の捻挫として診断されます。
    症状としては、受傷の翌日あたりから強い首の痛み、頭痛、動作痛が出現し、しばしば吐き気、嘔吐などがみられます。早期からの安静と治療が必要となりますが、軽快後でも治療を怠ると、バレー・リエウ症候群と呼ばれる頭痛、めまい、耳鳴り、眼精疲労などが持続することもあるため注意が必要となります。

    当院の治療では、神経根症状(手足の痛み、痺れ、脱力など)の有無、関節可動域制限など十分な所見をとった後に、まずは炎症症状を抑えるための理学療法と、肩や背中にかけての筋緊張を取り除く手技療法を実施します。数日後の炎症が治まった時点からは、更に首への直接的な治療を開始し、後遺障害を残さぬよう筋力強化などを積極的にご紹介させていただきます。
    なお、当院では初期治療が重要と考え、早い時点から高圧酸素療法を取り入れ、痛みの緩和や損傷部位の早期回復を図ります。
    (注:高圧酸素療法は交通事故治療の一環として行っておりますので、患者様はもちろん保険会社様からも別途料金はいただきません)

    準備中

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